こんにちは。shu-changです。
今回紹介する本は3年ほど前にベストセラーになった、アドラー心理学を哲人と青年の対話形式で学ぶ「嫌われる勇気」です。(ドラマ化もされましたが、視聴率は良かったのでしょうか。)
ちょうど自分が会社を休職している時、NHKの「100分で名著」という番組で取り上げられていた本で当時の僕にとって生きるヒントをくれた本でした。
今更かよ…という方も多くいらっしゃるかもしれませんがお付き合い下さい。
【内容】
アドラー心理学の根底に流れる概念は「人間関係の悩みは、すべて対人関係の悩みである」というものです。
多くの人は「あの人は自分のことをどう思っているんだろう」と気にし、他者の希望を満たすような生き方をしてしまい、疲弊してしまいます。
これに対し、アドラーはまず「これは誰の課題なのか?」を考え、どこまでが自分の課題で、どこからが他者の課題なのか冷静に線引きし、他者の課題には介入せず、自分の課題にも誰も介入させないこと(課題の分離)によって他者の人生ではなく自分の人生を生きることが重要であると説いています。
そして、人は自分には価値があると思えたときにだけ、勇気を持て、そしてありのままの自分が他者に貢献でき、自分が共同体にとって有益だと思えた時に自らの価値を実感できると説いています。
※内容のほんの一部分です。
【どんな人が読んだらよいか】
- 対人関係に悩みがある人
- 自分のように他人の目やコンプレックスで病んでしまった人
【学んだこと】
- 醜形恐怖症になった要因に自分は他人に迷惑をかけてはいけない、嫌われてはいけないと他人の目を異常に気にしていたことがあり、そうでなくても良いのだと心が少し楽になった。
- 大切なものは何が与えられているかではなく、与えられたものをどう使うかであるという部分が心に刺さった。(薄毛の経験も使いようによっては他者の役に立つし、それで貢献できるのであれば幸せです。←浅すぎ?)
- 他人の人生ではなく自分の人生を生きる!