こんにちは。shu-changです。
今回からは醜形恐怖症と診断された僕が、読んで気持ちが楽になった本を紹介していこうと思います。
まず一冊目は「身体醜形障害 なぜ美醜にとらわれてしまうのか」です。
【内容】
醜形恐怖症(身体醜形障害とも言われる)とはどんな病気か?がわかる本です。
この本では醜形恐怖症を「傍目には(客観的には)醜くないのに、身体の全体やある部分についてきわめて醜いと悩む心の病、あるいは想像上の醜さを悩む病」としています。
20数年以上の醜形恐怖症の臨床経験をもつ精神科医が、醜形恐怖症の症状や特徴を、自身の様々な患者の症例ケースを紹介しながら分かりやすく解説しています。
醜形恐怖症を発症しやすい人の特徴や家庭環境等のデータや具体的な治療方法も記載されており、実際に醜形恐怖症の人やそうでなくても容姿に悩みを持っている人にとってもヒントになることが書かれていると思います。
【どんな人が読むと良いか?】
- 自分の体の一部分をひどく醜いと感じ、自分は病気なのではないか?と感じる人
- 家族が体のコンプレックスに対して異常な悩み方をして困っているという人
【学んだこと】
- 醜形恐怖症は病的な悩みなのか、普通に容姿を悩んでいるかを判断することが重要。(今は普通に容姿を悩んでいるだけでも、それが蓄積して発症につながる場合もある)。
- 醜形恐怖症はそれ単体だけではなく他の神経症(うつ病、統合失調症、対人恐怖症、強迫性障害等)の症状の要素と併せて発症するケースが多い。自分が醜形恐怖症なのかどうか悩むのではなく、本当に病的に辛いかどうかを判断することが重要。