こんにちは。shu-changです。
5回目は「夢を叶えるゾウ」等で有名な水野敬也さんの「顔ニモマケズ」です。
水野敬也さんは自己啓発本のイメージがあったので、このような「見た目」に関する本を書くのは少し意外だなと思っていたのですが、ご本人も思春期の頃、顔のむくみに対する醜形恐怖を抱えていたそうです。
余談ですが、昔、新宿の紀伊国屋で「夢を叶えるゾウ2」のサイン会でサインを頂いたことがあるのですが、醜形恐怖とは縁のなさそうなユーモアのあるかっこいい方でした。(この後合コンに行くので、そんな僕に対するメッセージを入れて下さいという無茶ぶりにさらっと対応して下さいました。申し訳ないことをしたなと思います…。)
【内容】
9人の見た目に関する病気(リンパ管腫、動静脈奇形、網膜芽細胞腫、口唇口蓋裂、全身型円形脱毛症、アルビノ、単純性血管腫、ロンバーグ病、トリーチャーコリンズ症候群)を抱える人物と作者の対話形式で綴られています。
彼らが「見た目」問題とどのように付き合って、克服もしくは折り合ってきたかをそれぞれの人生から学べる内容になっています。
9通りの答えがあるので、自分の性格や価値観に近い人物から学べる部分が必ずあると思います。
【どんな人が読んだらよいか】
- 同じ病気を抱えている人
- 見た目のコンプレックスを抱えている人
- 人間関係や人生で悩んでいる人
【学んだこと】
- 9人のうちの1人が看護師さんに言われた言葉「君は、いつも自分のことばかり気にしているけど、君を大事に思ってくれている人のことを考えたことはあるの?」が自分に対して言われているように思いました…。
- 今の自分になるために、顔の症状やコンプレックスが必要とされるならそれはあって良かったことである。(僕自身も醜形恐怖症になっていなければ、今の妻と子供はいません。)
- どん底に落ち切れば、あとは底を蹴って上に上がることができる、と思えるようになる時期がいつか来る。