醜形恐怖症日記 〜僕と薄毛〜

20代後半で薄毛が原因で醜形恐怖症を患い、会社を休職してから克服して行くまでの経験を4コマ漫画で赤裸々に綴っています。

【第11話】認知行動療法

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こんにちは。shu-changです。

 

休職中は2週間に1回通院し、状態が安定してきてからは病院がやっているデイサービスに通いました。

 

その中でいくつか、精神疾患に有効な治療法を学びました。

 

特に役に立った治療法の一つが認知行動療法です。

 

簡単な手順はこうです。

 

  1. ストレスを感じた出来事を書き出す。
  2. その際に感じた考え(=自動思考で考え方の癖です。)、感情を書き出す。
  3. 2以外に客観的に見て他の考えがないか考え、書き出す。(その際、友人に同じ悩みを相談された時、自分ならどのように助言するか、を考えると浮かんできやすい。)
  4. 別の考えを出してみて自分がどう感じたかを確認する。

 

僕の場合で言うと例えば

 

  1. 薄毛をバカにされた。
  2. 薄毛は恥ずかしいことである。他人の目が怖い。
  3. 薄毛の人は世の中にたくさんいるし、恥ずかしいことではない。他人は思ってるほど自分には興味がない。
  4. 確かに数人に言われただけでみんなが自分のことをバカにしているわけではない。バカにする人は放っておけば良いんだ!

 

  1. 薄毛が理由で病んだ。
  2. 馬鹿なことで休んだ。恥ずかしい。
  3. 薄毛で自殺する人もいる。成人男性の約3割は薄毛で悩んでいるというデータもある。馬鹿なことでも恥ずかしいことでもない。
  4. 理由はどうあれ、病んで休むことは当たり前の事。自殺しなくて良かったね!

 

ということになります。

 

一回書いただけでは簡単にそう思えないのですが、何回も書く、録音して何回も聞くことを繰り返すと、不思議なことに途中から徐々にそう思えてきます。というかバカバカしくなってきます笑。

 

これは精神疾患の人に限らず、日々ストレスがたまっている人や、自分がネガティブだと思っている普通の人でも効果があるのでおすすめです。