醜形恐怖症日記 〜僕と薄毛〜

20代後半で薄毛が原因で醜形恐怖症を患い、会社を休職してから克服して行くまでの経験を4コマ漫画で赤裸々に綴っています。

【第22話】再受診

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こんにちは。shu-changです。

 

精神論で抗うつ薬と薄毛治療薬を中止したものの、快方に向かうわけはなく、髪も精神状態も悪化した僕は再び主治医のもとへ向かいました。

 

余談ですが、薄毛治療の継続治療のために行った二つ目の病院の良心的な医者は

 

「高濃度のミノキシジルを長期間服用すると、髪がそれに慣れ、薬なしでは維持できなくなってしまい、やめると元に戻るどころか、さらに髪が薄くなってしまうことが多い。」

 

とおっしゃっていました。

 

薄毛クリニックは症例写真等で髪が生えると言う部分だけをクローズアップするのではなく、こうした負の側面があることもしっかりと伝えるべきだと思います。

 

「どうしたら、髪への執着を捨てて、本来向き会うべき家族と向き合えるのでしょうか?」

 

という問いに主治医は

 

「優先順位は第1に自分の健康、第2に家族の健康、第3に仕事の順番です。今のあなたは第1に家族の健康、第2に仕事、第3に自分の健康になっています。自分の健康を取り戻すには醜形恐怖症の根本の原因を考えること、嫌なものが何かを見極めそれを取り除くことです。」

 

とおっしゃいました。

 

自分が醜形恐怖を特に強く感じる環境、それはやはり職場でした。

 

僕には職場から離れ、何らかの形で髪への執着に折り合いをつけ、次の環境へ飛び込む。ことが必要だったのだと思います。