こんにちは。shu-changです。
闘病中にあった良い出会いの二つ目は、主治医の先生との出会いでした。
・薄毛を必要以上に悩みすぎて、日常生活に支障をきたしている。
・他人の目が怖くて外出や会社にいることが出来ない。
・何度も手鏡で頭頂部を確認してしまう。
・薄毛治療の初期脱毛によってさらに薄毛を悩む悪循環に陥っている。
という僕の症状に対して、先生は全ての症状が「薄毛の恐怖を取り除いて、安心したいという回避行動」であると説明しました。
回避行動とは強い精神的な苦痛を思い出すことを避けようとする行動のことです。※鏡を確認することは、回避行動なの?と思うかもしれませんが、何回も薄毛を確認することによって、精神的な苦痛から逃れたい、という意味でこれも回避行動になるそうです。(うまく説明できてますかね…。)
これらの回避行動を一つ一つ取り除いていくことが治療に必要で、
・できる範囲で人目の多い場所に積極的に出ていく。
・手鏡を捨てる。極力鏡を見ない。
・薄毛治療をやめる。(ただし薄毛に執着せず、ただのビタミン剤の感覚で飲むなら可)
ことを先生から提案されました。
また、醜形恐怖症の症状を和らげる効果があるSSRIと呼ばれる抗うつ薬を処方されました。
こうして病院でもらった診断書を会社に提出した後、僕の抗うつ薬と薄毛治療薬の併用というよく分からない闘病が始まることになったのです。
※僕は運良く最初に良い先生と出会えましたが、こうした心療内科や精神科の医者こそ、相性が大事だと思うので、もし今通っていて、合わないと感じる方は病院を変えることをお勧めします。
また心療内科は自分が思っていたよりも敷居が低かったので、他人に言えない悩みを抱えていたり、精神的に消耗している場合は受診してみると良いと思います。