醜形恐怖症日記 〜僕と薄毛〜

20代後半で薄毛が原因で醜形恐怖症を患い、会社を休職してから克服して行くまでの経験を4コマ漫画で赤裸々に綴っています。

【第15話】肯定

f:id:shu-chang:20190729221159p:plain

こんにちは。shu-changです。

 

茶店で話が盛り上がった僕とカム子さんはその足で居酒屋に行くことになりました。

 

彼女は包み込むような優しさがあり、とても話しやすい女性でした。

 

4コマ漫画に書いたように、事前に僕が薄毛で病んでいることや僕の弱さをまるで知っていて、見透かされているかのようでした。

 

僕はこのような状況でこの人と出会えたことに何か運命のようなものを(勝手に)感じました。

 

そして何より(こちらも勝手に)自分を肯定されているように感じたのです。

 

 

醜形恐怖症の治療において、自己肯定感の向上が症状を和らげることがあるそうです。

どのように自己肯定感を高めるのか?ですが、例えば

 

  1. ペットを飼う。→自分を必要としてくれる存在がいることで自己肯定感が高まるといわれています。
  2. 同じ悩みを持つ人と会う。→自分の悩みを理解してくれる存在がいることは自己肯定感の向上につながります。今はSNS等で同じ悩みを持つ人とすぐに繋がれる時代です。同じ悩みを持つ人たちの集まりに勇気を出して行ってみるのもいいかもしれません。もちろん同じ悩みを持っていなくても自分を理解してくれる家族や友人でもいいです。
  3. 熱中することを見つける。醜形恐怖症の患者によくあることらしいのですが、急にパタリと診察に来なくなることがあるそうです。その場合は大体が、新しい環境に飛び込んだり、熱中することを見つけ、周りに自分を評価してくれる存在が増えていくことによって症状が和らいでいる場合が多いそうです。

 

等があります。

 

闘病中の僕も、小さな一歩を踏み出すことによって自分を肯定してくれる人とたくさん出会うことができました。

 

もし、今同じような悩みを持っている方がいらっしゃいましたら、できる範囲で、少しずつで良いので行動し、行動できたら自分を褒めてあげて下さい。

 

必ず、自分を肯定してくれる人に出会えると思います。