醜形恐怖症日記 〜僕と薄毛〜

20代後半で薄毛が原因で醜形恐怖症を患い、会社を休職してから克服して行くまでの経験を4コマ漫画で赤裸々に綴っています。

【過去の自分へ②】会社に復職するのが不安

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こんにちは。shu-changです。

 

薄毛を他人に見られるのが怖くなり会社を休職し、薄毛治療をして髪の毛を増やして復職することになった僕ですが、ものすごく復職することが不安でした…。

 

「ははーん。やっぱり薄毛が辛くて休んだ訳ね。」

 

「髪増やしてまで復職って必死だなあ。」

 

等と思われないかと気が気でなかったのです。

 

そんな当時の僕に対するアドバイスは「誰もあなたにそんなに興味ないよ。」ということです。

 

何人かは髪が増えたと不思議に思ったかもしれませんが、その一瞬だけで翌日からは何も変わらない普通の日々が続くのです。

 

さらに休職に入る前の半年以上の自分の風貌など他の人の記憶からは薄れていることでしょう。

 

実際に職場の人の僕に対する対応は至って普通のものでした。

 

これから、会社に復職される方は肩の力を抜いて(抜けないかもしれないですが…)一歩踏み出せれば、他人は自分にたいして興味がないということに気付けると思います。

 

※とは言いつつ結局、髪を増やして復帰しても悩み、薄毛治療を辞めて髪が減っていっても悩み、会社を辞めることになった僕は、他人は自分にたいして興味がないということを客観的には理解しながらも、体の反応は相変わらず恐怖を覚えていて職場の人の目を気にしていました。

 

主治医にも復職するにあたっては原因が職場にあるのであればそれを取り除いてから復職する必要があると言われていました。

 

例えば休職する理由が職場にいる人からのパワハラだった場合はその人がいる限り職場には復帰できない訳で、その人が異動したあとに元の職場に戻るか、全く別の職場で復帰するかの二つの選択肢しかない訳です。

 

案外、別の職場で復帰するという選択肢を取っていれば状況は違っていた可能性もあるかもしれないですが、今の僕では人が大勢いる環境で働くことは難しそうです。

 

自分に対する本当のアドバイスは「職場の人の目が怖いんだったら、そこからは逃げても良いから、できることを頑張れ。」だったのかもしれないです。