醜形恐怖症日記 〜僕と薄毛〜

20代後半で薄毛が原因で醜形恐怖症を患い、会社を休職してから克服して行くまでの経験を4コマ漫画で赤裸々に綴っています。

【第2話】気になり始める

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こんにちは。shu-changです。

 

飲み会で何気ない一言をかけられ、逃げるように家に帰った僕は手鏡で自分の頭頂部を確認しました。

その時は自分の感覚では確かに人よりつむじが大きいかなあという印象で、まだ「少し気になる」というレベルでした。

 

恥ずかしながら手鏡で頭頂部を確認する癖は小、中学生の頃から続いており、確認するたびに「まだ大丈夫、まだ大丈夫」と自分に言い聞かせていました。

 

今になって考えると小さい頃よく母親にきつく当たられている父親を見て自分はああなってはいけない→頭頂部が薄くなってはいけないと刷り込まれていったのかもしれません。いい年になった男がいつまでこじらせているんだという話ですが…。

 

そしてこの日を境に鏡で頭を確認する頻度が少しずつ増え、他人の後ろからの視線に徐々に敏感になっていきます。

 

【本日の用語】

・対鏡行動

醜形恐怖症でよくある行動の一つで自分の気になる部分を頻繁に鏡で確認する行動。

自分に当てはめると「鏡で頻繁に頭頂部の薄毛を確認する」行動です。

 

強迫症

こだわりに支配されるような神経症のこと。

例えば「戸締りを何度も確認してしまう」、「手の汚れが気になりすぎて何十回、何百回も手を洗う」といった行動が挙げられます。

自分に当てはめると「髪が薄くなってはいけない、地肌が見えてはいけない、他人から馬鹿にされてはいけない」というある意味完璧主義的な思考でしょうか…苦笑